オペレーション事業

発電用燃料の荷役は何より安全重視
創業以来、無事故・無災害で電力の安定供給に貢献

ネクセライズが手掛けるオペレーション事業は、株式会社JERA火力発電所の発電用燃料であるLNG(液化天然ガス)及び石炭の受払業務と燃料設備(貯槽・気化設備/コンベヤ・貯運炭設備)の点検保守業務を行っています。

弊社のオペレーション事業に携わる火力発電所は、神奈川・千葉・茨城・福島に立地する全8火力(LNG事業5火力、石炭事業3火力)であり、弊社各事業所に配備された従業員が、長年にわたり積み上げたノウハウを生かし安全かつ円滑な業務により電力の安定供給を常に支えています。

またLNG立会業務として、国内LNG基地への受入時の通訳や検量業務などを行う揚地荷役立会業務と海外LNG産地でのLNG船への積込作業の立会を買主に代わって行う積地買主代理人業務を行っています。国内の電力需要を支える燃料サプライチェーンの輸出から輸入までに関する重要な業務を担っています。

電力の安定供給と環境負荷軽減に貢献するため、次世代燃料として期待されるアンモニア・水素の受入業務の準備も行っています。

LNG・石炭荷役

火力発電所の燃料受払・管理・
設備点検

石炭火力では石炭船に積載された8万~9万トンの石炭を4日から5日かけて揚炭機(アンローダ)により貯炭場へ運搬しており、この受入業務の管理を担っています。LNG火力ではLNG船に積載された約7万トンのLNGを一昼夜かけて陸上のタンクに移送しており、この受入作業を担っています。石炭・LNG受入作業ともに、万全な安全対策のもと実施しています。

基地内では設備の安全と安定した運用を図るため、点検や保守業務を実施しています。熟練した弊社従業員が、発電所内外のパイプラインやタンク、ベルトコンベアなどの保守点検を日々実施し、現場の安全を維持しています。

LNG揚地荷役立会・
積地買主代理人業務

揚地荷役立会業務では海外から外航船(LNG船)で運ばれてきたLNGを国内の受入基地(陸側)に移送するまでをサポートする役割を担います。陸側オペレーター・船員双方と密接なコミュニケーションを図り、陸側と船側を繋ぐ重要なパイプ役を担っています。

積地買主代理人業務は、買主が購入するLNGの積数量や成分分析を買主に代わり海外のLNG生産基地において確認する業務です。これまでにオーストラリア、マレーシア、パプアニューギニアのLNG基地での業務実績があります。様々な関係者とコンタクトを取りつつ、買主が求める荷役書類や情報の収集を迅速かつ的確に行っています。